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shibuya slow stream vol.24 「はな歌交じり」

良い都市とは、どのようなものか。やろうと思ってやるものでもないけども、思わず、ついつい湧いてくる、はな歌。それが呼び水のようになって、調子がついてくる。その延長上にある景色。良い都市とは、はな歌交じりのものでもあるように思います。

shibuya slow stream vol.24 「はな歌交じり」ふりかえり考察トーク

街からはな歌が失われるということは、何が失われているということなのか/都市が美的でなくなる理由/考えながらつくって、つくりながら考える/やわらかいところにあるもの/はな歌を歌わなくなるのはなぜか/はな歌的存在/声のアジール/過去が現在を助け、未来が現在を励ます/切ったら出てきそうな歌

shibuya slow stream vol.23 「予感良好」

良い都市とは、どのようなものか。良好な予感。予感の良好。良い都市には、気持ちや足が向く何かがあります。でも、その何かというものは、野生動物のように、追えば逃げてしまうようなものであるようにも思います。意図的につくろうとしても、叶わぬものであるようにも思います。

shibuya slow stream vol.22「越境挨拶」

良い都市とは、どのようなものか。あちらと、こちら。そちらと、あちら。異なるところに橋がかかって生まれる、新たな流れ。良い都市とは、その橋のような挨拶が交わされる場所であるような気がします。異なるもの同士がすれ違うときに生まれる、ハイタッチのような越境挨拶。ちょっと浮かれているようだけど、結構、切実な越境挨拶。

shibuya slow stream vol.21 「勇気と呑気」

良い都市とは、どのようなものか。思い切り吸い込みたくなるような新鮮な空気が流れる。肌あたりの心地よい風が流れる。都市の良い状態というものを、「気の巡りの良さ」とすると、じゃあ、どのような「気」が都市を巡ると良いのか?ということも考えたくなります。たとえば、勇気と呑気。街なかを、そんな気分が巡っていく。そういう理想の持ち方があっても良い気がしてきます。

Invisible Community

目に見えない存在との共生と共栄。渋谷川のほとりでは、そのような挑戦が日常の風景として現れています。例えば、夜の渋谷川を照らすイルミネーションは「botanical light」が採用されています。これは「植物と共存する微生物が生命活動をする際に、土や水の中で放出される電子を利用して発電」されるエネルギーを活用しているもので、逆に言うと、植物にとって健全な生育環境が満たされなければ光ることが叶いません。その他、藻類や微生物、護岸の隙間に根付く植物や小さな生き物など、多様な生命が静かに息づく渋谷川のほとりの生態系の研究をもとにしたインスタレーションなどの展示も行っています。

金王橋広場

渋谷・青山一帯の総鎮守として古くから信仰されてきた金王八幡宮から名付けられた広場。金王八幡宮から枝分けされた金王桜も植えられています。稲荷橋広場から渋谷川沿いを恵比寿代官山方面に進んですぐのところに位置しています。

shibuya slow stream vol.20「こんぽんてき」ふりかえり考察トーク

より良いお祭りと都市は、想像力によって出来上がる/「みんな」って誰?/生きられた経験を描き、支える方法/都市におけるアクセシビリティ/自分たちでどうにかすることで立ち上がる公共性/コンセプトを運用するということ/クリエイティブには傷という意味がある/それぞれの人生の時間が持ち寄られる場所/理念の携え方/良い兆しや流れを生み出すための、good stream meeting/語彙を育むことで、挑戦に寛容な状況を育む/「対話の作法」/背中を見る、見せるという輪/実践共同体/欲しい未来を、今のうちに少しつくる

shibuya slow stream vol.20「こんぽんてき」

徹底や極端という意味も持つRadicalという言葉の語源は、「根(ラテン語のradix)」であるそうです。なんだか意外なような気もしますが、ちょっと考えてみると、納得感も湧いてきます。良い都市とは、どのようなものか。その根っこのところから物事のそもそもを問う姿勢に宿る、溢れ出る過剰さ。今の都市には、それくらいの「根本的さ」が必要な気がします。根のところまでたどれば、わたしたちはわかり合えたり、はたまた、お互いのわからなさをも分かち合える。そういう願いも湧いてきます。

shibuya slow stream vol.19 「躍動体」

良い都市とは、どのようなものか。「生き生きと活動すること」という意味を持つ「躍動」という言葉は、まさに目指すべき都市像を表しているように思います。

shibuya slow stream vol.19「躍動体」 ふりかえり考察トーク

言葉にできないものを大切にするために、言葉を尽くす/名前がまだつけられていないこと/理性と知恵は、その外側にあるものを大切にするためにある/言葉を背負う/都市の変化の原因にもなれないし、その変化の理由に納得もできないとなると/存在を晒している人とそうではない人との不均衡/人とプロジェクトと組織と社会の成長をシンクロ/みんなのための場所で自分でいるということ/歓迎を表現するという芸術行為/生きるということと働くということ/コンテンツがプラットフォームを突き動かす/希望を公正に分かち合う都市

shibuya slow stream vol.18「好運」ふりかえり考察トーク

みんなでどうにかすることの回復/背中を預けるようにして生まれる未来/体温が場所に残るとでも言えるような/明文化できないもの/果報は寝て待て/渋谷川の源流を訪ねて/「牛への焼印」じゃない、ブランディング

shibuya slow stream vol.18 「好運」

良い都市とは、どのようなものか。「偶然のより良い出会いが訪れる」というものは、まさにあるべき都市像を表しているように思いますが、運というものを良し悪しに振り分けているものが何なのかというところに、不思議さを感じます。

ビオトープクラブ

渋谷川のほとりの環境を、動植物にとっても人にとっても、より良いものに。参加型のビオトープのお世話会や観察会を実施中です。近隣の保育園等と連携したビオトープの拡張や教育利用も進めています。

渋谷リバーストリート

高度経済成長期に暗渠化された渋谷川。かつては童謡「春の小川」のモデルにもなった清流で、地域の暮らしのなかで親しまれていました。2018年の渋谷ストリームの開業にあわせて、官民連携により「脱暗渠化」が実現されると同時に、東横線の高架橋なども保存されるなど、地域の「パブリックヒストリー」を伝える遊歩道となっています。

子どもの道草

渋谷川のほとりには、子どもたちの「まち歩き」を大切にしている保育園があります。都心であるとともに、寺社仏閣も多くあり歴史を感じさせる顔を持つこのエリア。子どもたちの眼差しには、大人の固定観念をほぐしてくれる力があります。そして、道草のしがいがある都市は、良い都市であるに違いありません。子どもの道草から見えてくる渋谷像を保育園の方々と一緒にご紹介していきます。