image_001
image_002
image_003
image_004
image_005
image_006
image_007
image_008
image_009

shibuya slow stream vol.19 「躍動体」

良い都市とは、どのようなものか。

shibuya slow streamは、その問いに応え続けていくための取り組みでもあります。「生き生きと活動すること」という意味を持つ「躍動」という言葉は、まさに目指すべき都市像を表しているように思います。

躍動しているときには名前が要らない。もう少し踏み込むと、そのようにも言えるはずです。例えば、公園で出会った子どもたちの游び始めに自己紹介が要らないときのように。新たな遊びが生まれるときのように。塩川寿平の「名のない遊び」では、「乳幼児がしあわせであるかどうかは『名のない遊び』が保証がされているかどうかにかかっているといっても過言ではありません」とされていましたが、乳幼児のみならず、大人の、そして都市のしあわせのためにも、「名のない遊び」が欠かせないように感じます。

なんだかわからないけど、心が生き生きとする。というか、むしろ、なんだかわからないからこそ、そうなる。名前と追いかけっこをするような躍動体。shibuya slow streamには、そのための音楽も、遊びも、学びもあります。

なお、わたしたちは、ベビーカーや車椅子でのご来場を大歓迎しています。会場は、渋谷駅直結の渋谷ストリームホールです。館内には、多目的トイレや喫煙室もあります。大きな声が出たり、泣いたりしても大丈夫。必要なときには助け合いながら、みんなで良い時間をつくれたら最高です。

開催概要

日時

2025年9月21日(土)11:00-21:00, 22日(日)11:00-20:00

会場

渋谷ストリーム 4-6階|渋谷ストリーム ホール

料金

無料

6階(ホール)

5階(食堂)

4階(広場)

公開座談会

聞き手:熊井晃史(slow streamディレクター)

9/21(土)11:30〜12:45
渋谷川のビオトープづくりの意味と意義
Spiral Club「渋谷川のほとりのコモンとアニミズム」
Instagram|@spiral_club

slow streamをきっかけに、渋谷川のほとりで小さなビオトープづくりが進められています(このエリアでヘビを発見したり、ビオトープではトンボの赤ちゃんであるヤゴを宿したりもしてきました)。小さな試みではありますが、着実に、確実に、この場所に働きかけをした手応えを感じつつあります。そして、それは風景や生態系のささやかな変化のみならず、私たち自身の変化をももたらしてくれています。文化人類学者の岩田慶治は「草木虫魚の人類学」において、「知が、いきものをがんじがらめにするためのしかけになっているのである。しかけとは無縁の知、われわれに自由をもたらすような知はないものだろうか」と問いていました。まさに、そのような「知」を目指しているような気もします(ちなみに、「草木虫魚」を彼はアニミズムと置き換えています)。当日は、これらの活動を振り返りつつ、そのなかで見出すことができる意味や意義をとらえていきたいと思います。

9/21(土)17:00〜18:00
なぜ渋谷川でヌシに捧げる儀式をやろうとしているのか
YUMEGIWA「いい夢を見るためのSET&SETTINGと想像上の居場所づくり」
Instagram|@xx_namida_flavor_oo

インディーズのエナジードリンクを開発普及しているアートコレクティブYUMEGIWAは、「領域やジャンルを超えて先端的な活動、研究を行っているアーティスト、クリエイター、研究者、編集者たちと協働しながら、渋谷川周辺の街に生息する生き物(植物、微生物)を調査・収集・分析し、独自にRE-MIXしたエナジードリンクの研究開発を行います。そして、完成したエナジードリンクを川のヌシ(神様)に捧げることで、コンクリートに封じ込められた川の周縁の自然環境のメンテナンスを行い、川辺を行き交うヴァイブスの活性化を目指します」と言います。なんだか飛び抜けたことを言っているようで、少し立ち止まって考えてみると、疲れた人間に(本当の意味での)エナジードリンクが必要であるように、疲れた川や街にも、エナジーが必要な気もしてきて、妙にしっくりくるものもあります。

9/22(日)11:30〜12:45
音楽体験と都市文化を考える
都市はわたしたちのダンスフロア「Emma Warren『Document Your Culture』翻訳記念トーク」
Instagram|@kune.co

slow streamをきっかけの一つとして、ナイトライフを通した都市介入『都市はわたしたちのダンスフロア』というプロジェクトを進めている阿久根聡子さん。阿久根さんの翻訳により、ロンドン在住のジャーナリスト・Emma Warrenさんの著書『Document Your Culture』の初の日本語訳が完成しました。本書では、一人ひとりが大切にしている「場」についてそれぞれの立場から物語をアーカイブしていくことの重要性が語られており、イギリスをはじめとしてさまざまな場で活躍する実践者たちに創作意欲を与えています。著者のEmma Warrenさんが大切にしているのは、音楽を中心にして試行錯誤や体験やコミュニティが生まれる場であり、この点が阿久根さんの問題意識ともつながるのだそう。例えば、阿久根さんは好きな一節のひとつとして、「私達は自分の恋人や自分の家族に対して愛してるよ好きだよって話す言語は持ってるけど、自分の好きな場所に対してそう話す言語はなぜか持ってない」というものを挙げています。この一つを取り上げるだけでも、これからの都市文化や音楽文化を考える上での、多くの示唆や勇気を与えてくれます。この夏にEmmaさんを訪ねてロンドンを巡ってきた阿久根さんに、『都市はわたしたちのダンスフロア』と『Document Your Culture』の重なるところをお聞きしていきたいと思います。

フィールドワーク的清掃活動「渋谷川のほとりのゴミ拾い」

shibuya slow streamは、催しを通じて参加者の方々と共に渋谷川周辺の景色や環境に目を向け、その保全や発展に取り組むことで、居心地の良い水辺空間をつくっていきたいと考えています。是非、みなさまご参加ください。

日時: 2024年9月22日(日)11:00(30分程度を予定)
集合場所:渋谷ストリーム前 稲荷橋広場 大階段前
掃除区域:渋谷川周辺
参加方法:実施日時に集合場所へお集まりください。

music timetable

9.21sat

14:00 -

Vasola Punte〔あだち麗三郎÷高橋佳輝÷髙野なつみ〕with 山村佑理

16:00 -

ermhoi with the Attention Please

18:00 -

HHMM feat.田井中圭

20:00 - 21:00

NakamuraEmi

9.22sun

13:00 -

新メンバー(Takao+荒井優作)

13:30 -

テニスコーツ

14:30 -

FATHER

15:30 -

新メンバー(Takao+荒井優作)

16:00 -

Atsuko Satori (Euphony/PALM BABYS)

17:00 -

オオルタイチ

18:00 -

shunhor (Euphony)

19:00 - 20:00

Kaoru Inoue (Euphony)

shibuya slow stream実行委員会

supervise

丹野暁江、白井亜弥

direction

熊井晃史

curation

阿久根聡子、宮﨑岳史、角田テルノ、橋詰大地、沖メ

daily practice

Spiral Club、YUMEGIWA

design

somedarappa

film photograph

立山大貴

social media management

日比楽那

project management

服部優稀、橋本ゆう

6F Spatial Direction

沖メイ、MOND And PLANTS Production cooperation:GOOD TEMPO acoustics:飯塚晃弘

ermhoi with the Attention Please、HHMM feat.田井中圭、NakamuraEmi、Vasola Punte〔あだち麗三郎÷高橋佳輝÷髙野なつみ〕with 山村佑理 curated by 沖メイ/テニスコーツ、新メンバー(Takao+荒井優作)、FATHER、オオルタイチ、工藤夏海、眞弓優子、boy,boy,boy,?、satokai、Daily Practice Books curated by 宮﨑岳史/Kaoru Inoue (Euphony), shunhor (Euphony), Atsuko Satori (Euphony/ PALM BABYS) curated by 阿久根聡子 (都市はわたしたちのダンスフロア)/Drinkuppers curated by 丹野暁江 /世界食堂、Prank gibier style、Pink田中のspacey kola、RPGとGLOWの「おやすみどころ」curated by 角田テルノ、橋詰大地(わなげぼーぼー)

関連記事

related

shibuya slow stream