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CVSを活用してみる
Modified: 21 Sep 2000
まだ活用までの情報はありません。
CVSとは
CVS (Concurrent Versions System) は、「モジュール」という単位でファイル群を保管する機能を持ちます。
最初、管理したいファイル群をリポジトリ(貯蔵庫)登録しておきます。
変更が必要になったら、ファイルを取り出し、作業域にコピーします。変更はこの作業域で行います。
変更結果は、作業域で行われていますので、リポジトリ(貯蔵庫)のなかは古いままですので、変更が終わったら、リポジトリ(貯蔵庫)に戻します。
つまり、CVSとは、あるファイル群をリポジトリ(貯蔵庫)に保管しておき、必要なときに取り出して変更し、結果をリポジトリ(貯蔵庫)に戻すという作業を管理してくれるツールです。
以下のメリットがあります。
変更履歴が保管されるので、任意の変更前の状態に戻すことができます。
グループで作業しているとき、複数の人が同時に変更できるので、自分の変更したファイルが他人に書き戻されるといったことが防止できます。
ダウンロード
以下が、CVSのホームページです。
私は、Linux用として、"cvs-1.11.tar.gz"。Windows用として、"WinCvs103.zip" をダウンロードしました。
Linux用の"cvs-1.11.tar.gz"をサーバにインストールし、Windows用の"WinCvs103.zip" をクライアントとして使います。
$ ./configure
:
$ make
:
$ su
Password: *******
# make install
:
リポジトリ(貯蔵庫)の作成
"/home/tomo/cvsroot"を、リポジトリ(貯蔵庫)のルートディレクトリとします。
$ cvs -d /home/tomo/cvsroot init 環境変数を登録します。
$ CVSROOT=/home/tomo/cvsroot
$ export CVSROOT
ファイルを登録する
リポジトリ(貯蔵庫)に登録するディレクトリに移動してから以下を実行します。
$ cvs import mydata tomo initial
- mydata: モジュール名
- tomo: 作者名
- initial: 状態の名前
"cvs import"を実行すると、以下のように、"vi"が起動します。このデータに関するコメントをカーソルの位置(先頭行)に入れます。
"vi" を終了すると以下のように、ファイルが、リポジトリ(貯蔵庫)に取り込まれます。
作業域に取り出す
$ cvs checkout mydata
貯蔵庫に戻す
$ cvs commit
作業域に取り出し、貯蔵庫に戻すという作業は、Windowsでやりたいので、Linuxで行う方法はコマンドの紹介にとどめます。